第17回飯坂温泉杯争奪還暦軟式野球大会

 第17回飯坂温泉杯争奪還暦野球が9月13日から15日まで、福島市の飯坂球場で開かれ、水戸野球クラブは準優勝に輝いた。
大会には福島県内外から18チームが出場。
 水戸野球クラブは初戦の南相馬旧友会に8対2で勝って勢いに乗り、同日行われた2回戦でオール双葉と対戦。
 時折、激しい雨に見舞われる中、13対10で打ち合いを制した。
 翌14日に行われた準々決勝で会津若松と対戦。本塁打3本を浴びたが、終盤、2死から長短4連打で5点を挙げるなど8対4で勝利。
 最終日準決勝の大崎クラブ戦は3対2で逃げ切り、決勝は仙台ブルースターズと対戦。再三、得点圏に走者を進めたが、決定打がです1対4で力尽きた。
 優勝は逃したものの、総力戦で昨年の3位を上回る成績を残した。
 三日間で5試合を戦い抜き、選手たちに自信がみなぎっていた。

壮絶、熱闘5試合。喜びと悔しさが交錯  代表 川崎

 飯坂温泉杯争奪還暦軟式野球大会、「老人」躍進す。
 昨年の大会が初出場で今回2度目。東電原発事故のため、この飯坂の地も除染が必要となり、9月の開催となった。
 広大な福島の山並みの間を縫うように、豊かに実った稲穂が秋行く残照の中で輝いていた。
 大会日程は我がチームは最も厳しく、決勝戦進出までにはなんと5試合が強いられる。
 当然一戦必勝が求められ、地元福島の強豪をはじめ、6県からの参加で熱狂をおびていた。
 第一試合は8 :2, 第二試合は雨中の打撃戦となり13 : 10, 明けて2日目、最終回の大逆転劇は「鳥肌の立った試合」と選手間に言わしめた。
 結果 8 : 4。最終日は疲れの溜まった体に鞭を打ち、気力の対戦となった。準決勝戦、3 : 2 の辛勝と言える。
 待望の決勝戦はもうひとつの準決勝を挟んで待った連投の滝田投手の力投むなしく4 : 1 で惜敗し、優勝は来年以降のお預けとなる。
 だが、この大会を振り替えるとなんとも清々しい。
 宿での交流、往復の車中、試合を語る選手の言葉には、次大会を見据えた確かな手ごたえを感じていたからである。
 水戸野球クラブ、創部3年。熟年層を加えると50人に及ぼうとしている。
 しかも、全選手が試合に臨める体力と技量を有しているところが特徴だ 。
 私たちは一番仲間を大切にする。千の理論よりひとつの信頼する言葉こそ我等の宝だと思っている。
 辛かった闘いから、今後に生かす膨大な糧を胸に、再び水戸野球クラブは秋に向かって指導する。